brast♪ブラバンBLOG♪

brastという都内女子大から生まれたブラスバンドサークルです♪自由に更新していきます!

brast練習曲紹介「アフリカン・シンフォニー」

今日はbrastで練習している曲、アフリカン・シンフォニーを紹介しますね!


この曲はヴァン・マッコイ&ザ・ソウル・シティ・シンフォニーというアーティストによって発表されました。

元はディスコ・ミュージックの楽曲で、歌詞はありませんがボーカルも入っています。

それをヴァン・マッコイが自身のオーケストラに演奏させたため、現在よく知られることになったバージョンが広まりました。


日本でこの曲が有名になったのは1980年代高校野球の大会で智辯学園和歌山高校が出場した際に当時の吹奏楽部顧問の先生が、吹奏楽用にアレンジして応援歌として採用したからだそうで、今では多くの学校が高校野球の応援歌として採用しています。


brastだけでなく、多くのブラスバンド経験者がこの曲を演奏したことがあるのではないでしょうか?

出だしのパーカッション・セクションのかっこよさや、金管楽器たちの信号ラッパを届け合うようなやり取りは、演奏している私たちも勇気を奮って戦いに行くような気分にさせられてしまいます。


この曲の魅力はなんといっても「すべてのセクションがかっこいい!」だと思います。

曲によっては、「この曲は全体を通して裏方だな。」という曲もあるのですが、アフリカン・シンフォニーはすべての演奏者がどこか必ず目立てる部分があるのです。

それが聞きに来てくださったお客様はもちろん、私たちバンドメンバーの気分も高めてくれるのだと思います。

 

この曲を演奏する際に、私たちがイメージしているのは、アフリカ・サバンナの壮大な自然の美しさと厳しさです。

聞いてくださる皆様の頭の中にアフリカの映像を、会場中にアフリカの風を吹かせることができたら、と思いながら演奏します。