brast♪ブラバンBLOG♪

brastという都内女子大から生まれたブラスバンドサークルです♪自由に更新していきます!

brast練習曲紹介「アルヴァマー序曲」

今日はbrastで練習している曲、アルヴァマー序曲を紹介しますね!


こちらは吹奏楽の雄とも呼ばれている、ジェームズ・バーンズの作曲になります。

中学高校時代に吹奏楽にいた人なら一度は演奏したことがある、もしくは演奏したいと憧れを抱く曲と言えるでしょう。

アルヴァマー序曲」の特徴は聞くよりも自ら演奏して輝くといったもので、それだけに吹奏楽に携わる人間にとっては憧れとなっていて、このたびはbrastで演奏できて嬉しく思っています。


曲そのものは一部を除いて難易度は比較的低く、メロディラインが親しみやすく、さらに吹奏楽の基本的な編成で演奏が可能となっているのでチャレンジしやすいです。

形式は急緩急となっていて吹奏楽オリジナル曲としておなじみになっている三部形式、唯一厄介なポイントとして、再現部の後半に木管楽器の早いフレーズがあって、練習風景を見ると悩みどころになっているようですね。

それ以外にもトランペットにも敷居がちょっと高いところもありますが、だからこそ達成感ややりがいにもつながると言えるでしょう。


最初に演奏するうえで注意点としては、テンポの解釈が二通りあることです。

作曲者の指定そのもので演奏する、もしくはそれよりも速いテンポで演奏することがあります。

後者の場合だと前述したように木管楽器のパートやトランペットがかなり大変なものとなって、人によっては阿鼻叫喚の地獄になると表現する人もいるくらいです。
余談ですが来日した作曲者のバーンズ氏は、速いテンポで演奏された「アルヴァマー序曲」を聞いて激怒したと言われています。


吹奏楽に携わっているなら演奏する、耳にする機会がとても多く、とても馴染みのある曲です。